八戸市の住みやすさについて
東北随一の水産・工業が盛んな都市
八戸市は、臨海地域に大規模な漁港、商業港、工業港があり、臨海部の後方には工業地帯が広がっているのが特徴です。そのため、漁港や工業に関する優れた施設が集まる日本屈指の水産・工業都市として知られています。
海に面しているだけでなく、標高1159.4mの三ツ岳を最高峰に名久井岳や階上岳などの山々があり、美しい景観を形成しています。また、市内は、新井田川、奥入瀬川、馬淵川という3本の河川が流れており、海と山、川と自然に恵まれた環境が八戸市の特色と言えるでしょう。
青森県に位置しているため、ほかの地域に比べると冬の寒さは厳しく0度を記録することもあります。冬は晴天が多く日照時間が長く、降雪量・降雨量が少ないのが特徴です。そのため、ほかの東北・北陸地方の地域に比べると比較的過ごしやすい都市と言えます。八戸市の夏は、偏東風(通称・ヤマセ)の影響のため、夏でも涼しい環境で過ごすことができます。そして、1年を通して台風が接近・通過することが少ないのも八戸市の特徴です。
保育料が安いのも子育て世代に助かるポイント
子どもを持つ家庭を支援する制度も充実しているため、子育て中のママにも住みやすい環境と言えるでしょう。八戸市が実施している定住支援制度は、保育料の軽減です。また、延長保育や休日保育、病後保育などにも力を入れています。他にも高校卒業前の児童生徒を対象とした医療費の助成もしています。就学前の児童は通院と入院、小中高の児童は入院のみの医療費を助成します。ただし、助成制度を受けるには家庭の所得制限があるので、注意が必要です。また、両親がとも働きなどの理由で、常に家に家族がいない小学生を対象とした放課後児童クラブの運営なども行っているためコミュニティも整っています。
八戸市の土地価格相場は?
2020年の八戸市における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.8 万円/坪 (3.6 万円/㎡)。 日本の主要都市に比べて格安であり、環境や治安も良く、さらに土地代も安い八戸市は、注文住宅の依頼にも適していると言えます。